迷子にさせない備えと、万が一の時の正しい対応を知っておきましょう。
【迷子になった直後にやるべきこと】
■ 近所を探す
愛犬の名前を呼びながら、近隣をくまなく探しましょう。近所の方に声をかけたり、ポスターを貼ったりするのも有効です。
■ 警察に連絡する
遺失物として扱われるため、交番や管轄の警察署に「犬がいなくなった」と届け出を出しましょう。
■ 保健所・動物愛護センターに連絡
迷子の犬が保護される可能性があるため、所在地の保健所や動物愛護センターに連絡しましょう。
■ 隣接エリアの保健所にも連絡を
犬は意外と遠くまで移動することも。隣の市や区の保健所にも連絡を入れておくと安心です。
■ 市区町村の役所や清掃事務所にも確認
道路で保護された場合、役所や清掃事務所を通じて動物管理部門が関与していることがあります。
■ インターネットでも探す
各自治体のサイトや迷子動物検索サイトも活用を。
※ 公的な保護情報の掲載は、わずか2日間という自治体もあります。早急な確認を!
■ 個人が保護している場合も
一般の方が保護して自宅で世話しているケースもあります。掲示板やSNSにも注意を払ってください。
【犬が保護されていた場合の対応】
■ 警察署で保護されていた場合
本人確認が取れれば引き渡してもらえます。
■ 保健所・動物愛護センターで保護されていた場合
費用がかかるケースがあります(地域によって異なる)
例:
- 保管料(1日あたり)300〜600円程度
- 返還手数料や鑑札代、ワクチン接種料など
必ず鑑札・注射票・身元がわかるものを持参して受け取りましょう。
【犬を迷子にすると、こんなに大変】
■ 犬にとって大きなストレス
- 知らない場所での不安
- 怪我や交通事故のリスク
- 保護施設でのストレス
- 慣れない環境での衰弱
■ 飼い主も大変
- 探し回る労力・時間
- 各所への連絡や手続き
- 保護費用の負担
- 行政から指導を受ける可能性
【迷子にさせないために】
- 日頃から首輪に鑑札・注射票・迷子札をつけておきましょう。
- 万が一に備えて、「安心だワン!ホルダー」などの専用ホルダーを活用しましょう。
【連絡先リスト(参考)】
▶ 環境省・自治体動物管理窓口一覧
▶ 全国動物愛護・管理センター・保健所一覧
(※リンクは古いため、最新版は環境省や各自治体サイトでご確認ください)
▶ 市区町村の公式サイトリンク一覧
http://personlink.jp/link/cities/
最後に
犬は家族です。
迷子は「誰にでも起こりうること」だからこそ、備えと情報を持っておくことが大切です。
私たち一人ひとりの行動で、犬と人の命を守る社会にしていきましょう。